火山の立体地形図3種
3 types of 3D topographic maps of volcanoes

上左からマウナロア火山(全景)、マウナロア火山(山頂部分を拡大)、桜島、下左から雲仙普賢岳(全景)、雲仙普賢岳(溶岩ドーム部分を拡大)
Type:
3D data
Category:
日本の地図, 世界の地図, その他の地図, 理科
Author:
金子健(国立特別支援教育総合研究所)
Target:
中学1年
Data description:

火山は、形成の元となるマグマの粘性によって、形状の特性が異なる。粘性が低いと、なだらかな形状となる。楯を伏せたような地形となるため、楯状火山ともいう。粘性が中ぐらいだと円錐形となる。粘性が高くなると、噴火によってその場に溶岩ドームが形成されることがある。

これら3つの場合の代表例として、それぞれ、ハワイ島のマウナロア火山、桜島、雲仙普賢岳を造形した。
これらの火山は、マグマの粘性による火山の分類の代表例として、中学校の理科1年の教科書に掲載されている。

マウナロア火山については、火山全体を表す50万分の1の地形図と、頂上付近のみ(標高3556mから頂上の4169mまで613mの区間)とした10万分の1の地形図を作成した。火山全体については、海岸線部分が右下(南東)となっている。頂上付近のものについては、約2mmの台の上に造形し、その台の右下(南東)を斜めに切断している。

桜島は10万分の1の地形図として、右下(南東)が本土との接続部分となり、本土の一部(概略、小さな正方形)も造形されている。

雲仙普賢岳については、10万分の1の地形図として、海岸線部分を右側(東側)としたものと、それを部分的に2倍に拡大して(5万分の1の地形図)、溶岩ドームを分かりやすくしたもの(中央の2つの頂のうち、右の、より高い部分)(左の頂は溶岩ドームが形成される前の主峰)を作成した。なお、この溶岩ドームを平成新山とも言う。

また、以上の全てについて、海岸線部分や切断部分について、1.5mmの厚みをつけている。
また、それぞれ、表面をなめらかにする(細かい凹凸をなくす)加工をしている。ただし、それでも、指が多少ひっかかる箇所が少しあるかもしれないので、造形後、表面をやすりでけずることも必要かもしれない。なお、このような凹凸があるものを削って滑らかにするうえでは、スポンジサンドペーパーを使用すると便利である。

なお、マウナロア火山については、形状がなだらかで、かつ変位が一様なため、触っても高さの違いが分かりにくいかもしれないので、適宜、高さ方向の調整をしたほうがよいかもしれない。

License:
CC-BY, NC, SA  ただし、使用に当たってはマウナロア火山以外は、国土地理院の地理院地図(https://maps.gsi.go.jp/)のデータを元にしていることと著者がそのデータを加工していることの明示が必要である。また、マウナロア火山については、Terrain2STL(https://jthatch.com/Terrain2STL/ )のデータを使用していることと、そのデータを著者が加工していることの明示が必要
Scale:
マウナロア火山は50万分の1、マウナロア火山頂上付近は10万分の1、 桜島は10万分の1、雲仙普賢岳は10万分の1、 雲仙普賢岳溶岩ドーム付近は5万分の1
Size:
マウナロア火山は118.1mm × 150.3mm × 9.8mm、マウナロア火山頂上付近は149.5mm × 165.0mm × 9.7mm、桜島は125.6mm × 97.0mm × 12.3mm、雲仙普賢岳は149.0mm × 116.0mm × 15.1mm、雲仙普賢岳溶岩ドーム付近は70.0mm × 70.0mm × 22.6mm
3D printer:
Flashforge Adventurer4
Materials:
マウナロア火山2種はPLA gray(全体の形が扁平なため、ABSでは縁の部分が反ってしまうことがあるため) 。それ以外についてはABS white。
Additional information:

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ダウンロードリスト

  • Sizeは、3Dデータをそのまま(拡大/縮小せず)印刷したときの大きさ。
  • Scaleは、上記印刷サイズの場合の縮尺/拡大率。
  • 3DprinterとMaterialは、写真にある模型を印刷した環境。他のプリンタ・材料も使用可能。
kazan
ファイルサイズ:11 MB